今年も早いもので黒部ダム・立山黒部アルペンルートの営業期間も残り僅かとなりました。11月中旬ともなるとアルペンルートでは紅葉の時期とはまた違った静かで幻想的な雪景色が初冬の澄み切った青空と融合し見事なコントラストを描いてくれています。
さて、信州といえばりんごの産地としても有名で全国第2位の生産量を誇っていますが、ここ大町市周辺でもこの秋の味覚を存分に味わう事が出来ます。 安曇野市と大町市を結び北アルプスの裾野を走る306号線(通称山麓線)沿いでは、至る所でりんごの木を見ることができ信州に来訪した実感が涌いてきます。
意外かもしれませんが、りんごはバラ科の植物で、バラ科リンゴ属の落葉樹木と果実の総称です。ベクチンや亜鉛などを含み1日1個のリンゴは医者を遠ざけるとも言われている非常に体に良い食べ物なんですよ。体調を崩しやすいこの季節の強い味方です。
話はかわりますが、みなさんは大町市より車で40分位の所にある犀川白鳥湖をご存知でしょうか? 毎年この時期になると、犀川白鳥湖に多くの白鳥が越冬のために飛来し始めます。今年も冬の訪れが近づくにつれて白鳥たちがやってきはじめました。飛来数は減少傾向にありますが、毎年様々な感動を私達に与えてくれます。北方に帰ってゆく3月末頃まで見かける事ができますので、是非観光にお立ち寄り下さい。
黒部ダム・アルペンルートの本年度の営業は11月30日までとなります。今年最後の観光旅行に黒部ダム・大町市周辺に訪れてみてはいかがでしょう?
10月下旬の某日 くもり 前々から友人たちと”黒部川の電力開発を調査するために作った道を歩いてみよう!”と話をしていたのですが、休みが重なったこともあり、とんとん拍子に話は進み、先日、黒部渓谷「下の廊下」を実際に歩いてみることにしました。
「下の廊下」は、黒部ダムから欅平までの約30.1kmを言い、大正時代に日本電力株式会社が開削した道です。 黒部ダムから仙人ダムまで16.6kmを通称「旧日電歩道」、仙人ダムから欅平まで13.5kmを通称「水平歩道」と呼ばれているようです。(「水平歩道」も含め「旧日電歩道」と呼ばれることもあるようです。)
今回挑戦したのは「下の廊下」のうち「旧日電歩道」です。 登山当日、7時30分の扇沢発トロバスに乗車し黒部ダム駅から歩き始めました。約30分でダム直下に到着。普段見ることが出来ない黒部ダムの姿を正面から見ることが出来ました。
そこからはあまりアップダウンの無い道を1時間ほど歩いたところで内蔵ノ助谷の休憩ポイントに到着。このあたりまでは川床からそんなに高くない登山道だったので、そんなに怖くは無かったのですが、そこから先に進むにつれ、だんだんと登山道と川床との差が広がっていくとともに、道幅が狭く左側に鉄線が張られた険しい登山道となりました。左手で鉄線を握り締めながら、また腰も引けながらも少しずつ前へ前へと歩きました。
「旧日電歩道」は、毎年積雪の状態により登山道を補修する時期が異なり、今年は10月12日に補修が完了したそうです。通行できるのは補修完了から立山に雪が降るわずかな期間しかないとのことです。
もうしばらくの間通行できますので、もし足に自信があり、高いところも怖くない方は体験されてみるのも良いのではないでしょうか。 登山をされる際には安全対策や体調管理には十分にお気をつけ下さい。