STORY
黒部ちゃんねる
~もっと魅せたい・伝えたい~

「破砕帯見学ツアー」!
みなさま、こんにちは。
長野側の出発点、扇沢、関東甲信越も梅雨入りしました。じめじめした梅雨が長引かないことを祈ります。
さて今回の黒部ちゃんねるでは、2025年6月14日(土)に実施しました「破砕帯見学ツアー」の様子をご紹介します!
黒部ダム建設工事において最も困難を極めた長さ80mの破砕帯、当時、地下水を溜めこんだ軟弱な地層破砕帯は、水温摂氏4度、毎秒660リットルもの地下水と大量の土砂が噴出し作業の行く手を阻んだ個所です。そのトンネル内の破砕帯区間(約80m)を見学するツアーです。
実際に歩いてみると関電トンネル建設当時の過酷な状況を肌で感じることができますよ。
初めに、黒部ダム駅にある素掘のトンネル内で「破砕帯」に関する資料映像を見ていただき、トンネル掘削に使われた削岩機(体験機)で空圧による振動、動作音を体験していただきます。
工事を物語る削岩機(体験機)
その後、電気バスに乗車し破砕帯に到着したら、破砕帯区間(約80m)トンネル内を実際に歩いて見学します。通常では見ることができない点検口の内部では、今でも大量の湧き水が流れています!
破砕帯から出る冷たい湧き水に触れる体験ができます。
関電トンネル内は真夏でも気温6℃~10℃程度と寒いため、参加される際には上着を忘れずに持参してください!
破砕帯見学ツアーは公募抽選制となります。今年度応募できるチャンスはあと2回!!
参加をご希望される方はこちらの応募フォームから詳細を確認の上ご応募くださいね!